サンデーゴールド（2007年生、母パストラルフルーツ）

サンデーゴールド（2007年4月10日）は、日本の競走馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤドン（当時8歳）と交配したパストラルフルーツが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）出口牧場。戦績は、地方36戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2012年のさくらんぼ特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

小林義明厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2009年）

6月21日、デビュー戦は小林俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るダンストンルティーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月27日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るフラットリアを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

8月10日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の若鮎賞（盛岡芝1600m 小雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月6日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、2歳戦のビギナーズカップ（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったベルデンアインにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

10月3日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、2歳（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞の若駒賞（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

3歳（2010年）

4月1日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の山桜特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

4月26日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のハナミズキ特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の海風スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた13戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の城ヶ島特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

10月26日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた15戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、2010秋川崎ジョッキーズカップ（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、5着を確保した。

11月25日、連闘で迎えた16戦目は、深谷特選和牛協議会賞（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のコウエイオンリーに1馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。

4歳（2011年）

1月7日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、七草特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、勝ったグランデボスにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

2月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤博紀騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月28日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤博紀騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

4月12日、中5週で迎えた22戦目は、山桜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤博紀騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた23戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、豊四季特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた24戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、緑陰特別（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた25戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、深緑特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた26戦目は、さくらんぼ特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

10月4日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた28戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスプレンディッドを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

10月17日、中1週で迎えた29戦目は、秋麗特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったウメニウグイスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月9日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1六（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で増田充宏騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のエニーデイをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

5歳（2012年）

1月4日、中2週で迎えた33戦目は、初詣特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で増田充宏騎手（5戦2勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

3月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた34戦目は、幸手桜ほのか賞（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた35戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2012春川崎ジョッキーズカップ（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したヤマニントップギアを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月11日、中8週で迎えた36戦目は、さくらんぼ特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は増田充宏騎手（6戦2勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るタマモアイガーを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って優勝