ナムラアレグロ（2007年生、母テレフォニカ）

ナムラアレグロ（2007年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋快速に（音楽用語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時7歳）と交配したテレフォニカが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地6戦1勝、地方7戦0勝。主な勝ち鞍は2010年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

2月6日、デビュー戦は安部幸夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は494kg。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月20日、中1週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のグリッターウイングに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3月14日、中2週で迎えた3戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の沈丁花賞（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月17日、中4週で迎えた4戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に敗れた。

8月21日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に敗れた。

12月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から30kg戻して迎えた6戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、初雪特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

4歳（2011年）

1月10日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

7月19日、約6か月半の休養明けで迎えた8戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の武甲山特別（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

7月25日、連闘で迎えた9戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1六（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた11戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1五（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

9月7日、連闘で迎えた13戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋哲也騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。