カルストンホーク（1985年生、母ハツウマ）

Calstone Hawk

1985.03.26

カルストンホーク（1985年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシーホーク（当時22歳）と交配したハツウマが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は森田 芳男。戦績は、中央平地8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

吉永忍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

10月11日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 外回り 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は460kg。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた2戦目は、岩元市三騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

3歳（1988年）

4月16日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったネクストムービーにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

4月29日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のキンセンロイヤルに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

5月15日、中1週で迎えた5戦目は、4歳400万下のあやめ賞（京都芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

5月29日、中1週で迎えた6戦目は、4歳400万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で土肥幸広騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたミスターアダムス決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

6月12日、中1週で迎えた7戦目は、4歳400万下のかきつばた賞（阪神芝2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で土肥幸広騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた8戦目は、4歳400万下のあざみ賞（中京芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で土肥幸広騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。