ストロベリータイム（2006年生、母サルガソシー）

ストロベリータイム（2006年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「苺＋時間」。毛色は栗毛。種牡馬のチーフベアハート（当時13歳）と交配したサルガソシーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は浦新徳司。戦績は、中央平地6戦0勝、地方17戦4勝。主な勝ち鞍は2009年の一般C1十三。

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

9月27日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

3歳（2009年）

1月17日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では賦性の勝負根性でゴールまで頑張り、5着を確保した。

3月1日、中5週で迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい13着に敗れた。

6月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

8月8日、中6週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松岡正海騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に敗れた。

9月22日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアドマイヤミライに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月3日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウカイジェンヌを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月12日、連闘で迎えた9戦目は、キリンFIRE杯（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマイネルモントを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて断然人気に応えた。

10月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1十三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエアブリエに8馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月7日、中5週で迎えた11戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（5戦4勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

4歳（2010年）

1月9日、中2週で迎えた13戦目は、日本一のほうれん草の郷レース（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

3月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、大崎市ふじまつりレース（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた15戦目は、日高火防祭レース（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（7戦4勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた16戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、横手やきそばレース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた17戦目は、気楽会わくわくCUP（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（8戦4勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた18戦目は、盛岡花火の祭典レース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

6月19日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、シープラザ釜石レース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1一（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた21戦目は、アジアの広場まつりレース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた22戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1四（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。