グレイズシチー（1995年生、母Joyous Susan）

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額3,000万円（6万×500口）で一口馬主が募集された。

嶋田功厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

3月7日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。馬体重は498kg。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、タイキジュリエットに交わされて3馬身半差の2着となった。

3月21日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月9日、中6週で迎えた3戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のヒシディードに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月6日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下のこでまり賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦1勝）。18頭立ての11番人気で17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びを欠き17着に終わった。

10月31日、約5か月の休み明けで迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の秋元湖特別（福島芝1000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の清洲特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は谷中公一騎手（2戦1勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

4歳（1999年）

1月10日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（4戦1勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。

1月17日、連闘で迎えた9戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカンジンチョウに2馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

2月14日、中3週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の早春賞（東京芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

3月7日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下の房総特別（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の安房特別（中山芝2000m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（3戦1勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

11月21日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、菊池憲太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したライセンスシチーにアタマ差届かず2着となった。

12月19日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊池憲太騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のクイックドロウをハナ差振り切って制した。

5歳（2000年）

1月16日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の初凪賞（中山ダート1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菊池憲太騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。