ミスサルデニア（1998年生、母アランヴァンナ）

Miss Sardegna

1998.02.12

ミスサルデニア（1998年2月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青毛。種牡馬のナリタブライアン（当時7歳）と交配したアランヴァンナが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

田原成貴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

7月16日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ノブレスオブリッジにハナ差交わされて2着に甘んじた。

9月2日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のダンツビーナスに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月24日、中2週で迎えた4戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 雨/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

11月5日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳G3のファンタジーステークス（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く16着に終わった。