ヒカリハイコースト（2004年生、母ルワンジュ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、荻伏三好ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、荻伏三好ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、加藤信之によって231万円で落札された。

池田孝厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2006年）

12月15日、デビュー戦は酒井忍騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は480kg。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったムービングウェルに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3歳（2007年）

1月4日、中2週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルモントメーテルに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月29日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のトモノリンカーンに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のアクアマリンフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたスーパーサプライズ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

4歳（2008年）

4月16日、約13か月の休み明けで迎えた7戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた8戦目は、トワイライトアタック賞（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったケイアイフェザーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。