ゼットレヨン（2019年生、母ルタンデスリーズ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、嶋田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

3歳（2022年）

1月16日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のメモリーレゾンをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

2月5日、中2週で迎えた2戦目は、3歳1勝クラスのかささぎ賞（小倉芝1200m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦1勝）。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のエクロールをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

2月27日、中2週で迎えた3戦目は、3歳オープンのマーガレットステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦2勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

5月8日、中9週で迎えた4戦目は、3歳オープンの橘ステークス（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（3戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた5戦目は、3歳G3の葵ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で酒井学騎手（4戦2勝）。17頭立ての17番人気で大外17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は脚色が鈍り17着に終わった。

7月24日、中7週で迎えた6戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの雲仙特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

12月18日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの有松特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

4歳（2023年）

1月15日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラスの小郡特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は酒井学騎手（5戦2勝）。18頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた9戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

3月26日、中7週で迎えた10戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの四日市特別（中京ダート1400m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

6月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスのリボン賞（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月3日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は酒井学騎手（6戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のディキシーガンナーに1馬身3/4の差をつけて久しぶりの実戦を制した。

5歳（2024年）

1月21日、中6週で迎えた14戦目は、4歳以上3勝クラスの羅生門ステークス（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（7戦3勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のジェットエンブレムを3/4馬身振り切って4勝目を収める

2月18日、中3週で迎えた15戦目は、大和ステークス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（8戦4勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

4月20日、中8週で迎えた16戦目は、天王山ステークス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（9戦4勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。