エリシオ（1993年生、母Helice）

Helissio

1993.01.24

エリシオ（1993年1月24日）は、フランスで生まれた競走馬、種牡馬。1996年にカルティエ賞年度代表馬及び最優秀3歳牡馬を受賞した。毛色は鹿毛。種牡馬のFairy King（当時11歳）と交配したHeliceが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外12戦8勝。1996年、1997年とサンクルー大賞(仏・G1)を連覇した他、1997年のガネー賞(仏・G1)に勝利するなど、G1級競走5勝を含む重賞7勝を挙げた。

経歴

3歳（1996年）

3月25日、D.ブフ騎手を鞍上に据えて、3頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のNobel Tycoonに約10馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

4月7日、3歳G2のノアイユ賞（フランス・ロンシャン芝2200m）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でD.ブフ騎手（1戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のArbataxに4馬身の差をつけて重賞初挑戦初制覇を成し遂げた。

5月12日、3歳G1のリュパン賞（フランス・ロンシャン芝2100m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でD.ブフ騎手（2戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のLoup Solitaireに3/4馬身の差をつけてG1初挑戦初制覇を果たした。

6月2日、3歳G1のジョッケクルブ賞（フランス・シャンティイ芝2400m）に出走。鞍上は4戦連続でD.ブフ騎手（3戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後はOlivieroと並んで5着同着となった。

6月30日、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、G1のサンクルー大賞（フランス・サン＝クルー芝2400m）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のSwainに1馬身の差をつけてG1・2勝目をマークした。

9月15日、3歳G2のニエル賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は2戦連続でO.ペリエ騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のDarazariに1馬身の差をつけて重賞4勝目を挙げた。

10月6日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は3戦連続でO.ペリエ騎手（2戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のピルサドスキーに5馬身の差をつけてG1・3勝目をマークした。

11月24日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続でO.ペリエ騎手（3戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、最後はストラテジックチョイスと並んで3着同着となった。

4歳（1997年）

4月27日、G1のガネー賞（フランス・ロンシャン芝2100m）に出走。鞍上は5戦連続でO.ペリエ騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のLe Destinに6馬身の差をつけてG1・4勝目をマークした。

6月29日、C.アスムッセン騎手を鞍上に迎えて、G1のサンクルー大賞（フランス・サン＝クルー芝2400m）に出走。4頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のMagellanoに5馬身の差をつけてG1・5勝目を挙げた。

7月26日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上は2戦連続でC.アスムッセン騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月7日、G1のムーラン・ド・ロンシャン賞（フランス・ロンシャン芝1600m）に出走。鞍上はO.ペリエ騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、勝ったスピニングワールドから3馬身差の2着に敗北した。

10月5日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上はD.ブフ騎手（4戦3勝）。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に終わった。