クアトロソバージュ（2020年生、母ウェスタリーズ）

Quattro Sauvage

2020.03.20

クアトロソバージュ（2020年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のコパノリッキー（当時10歳）と交配したウェスタリーズが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はムラカミファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

五十嵐冬樹厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2023年）

6月1日、デビュー戦は石川倭騎手を鞍上に据えて、3歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は542kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るスーパークールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月14日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったノワールシュバリエを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

8月15日、中8週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアベニンドールに4馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

11月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマサルイチバンボシを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（2024年）

4月25日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳以上C3 C4-1（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石川倭騎手（4戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったディーエスエンスーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。