ノーブルミスト（1987年生、母スイスプルバン）

Noble Mist

1987.04.06

ノーブルミスト（1987年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーベルダンサー（当時10歳）と交配したスイスプルバンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）鎌田牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

石毛善衛厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

9月15日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/重）に出走。馬体重は524kg。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中舘英二騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったエイシンマスタリーを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

11月10日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中舘英二騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のキョウエイユースに3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

4歳（1991年）

2月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で中舘英二騎手（5戦1勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

5歳（1992年）

11月21日、約21か月半の休養明けで迎えた7戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

6歳（1993年）

1月9日、中3週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

2月13日、中4週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。