モエレハマナス（2005年生、母レクイエム）

Moere Hamanasu

2005.03.31

モエレハマナス（2005年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアルカング（当時17歳）と交配したレクイエムが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は長手 猛。戦績は、地方13戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年のホープフル。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長手猛から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

城地藤男厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2007年）

6月10日、デビュー戦は南郷家全騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後はバタバタになってしまい5着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた4戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマサノパンダを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

9月16日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた7戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は関本浩司騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のバクシンゴールドに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月3日、中1週で迎えた10戦目は、2歳（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマルカンマドカを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

11月17日、中1週で迎えた11戦目は、2歳（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオウシュウシュガーを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って2勝目を掴み取った。

12月1日、中1週で迎えた12戦目は、2歳A2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた13戦目は、2歳A2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関本浩司騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。