カシノトランキーロ（2016年生、母サザンシーラ）

カシノトランキーロ（2016年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋落ちついて（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のトゥザグローリー（当時9歳）と交配したサザンシーラが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は石田英機。主な勝ち鞍は2019年のドリームシリーズ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、石田英機から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、柏木務によって216万円で落札された。

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

9月2日、デビュー戦は原田和真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

11月11日、中9週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

3歳（2019年）

1月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた3戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

3月17日、中6週で迎えた4戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた5戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリネンパールに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

8月4日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川慎将騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。