キョクイチベガ（2003年生、母タイキビアンコ）

キョクイチベガ（2003年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父母名」。毛色は芦毛。種牡馬のアドマイヤボス（当時6歳）と交配したタイキビアンコが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ナカノファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、地方10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ナカノファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

伊藤隆志厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

5月4日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリムゾンルージュから4馬身差の2着となった。

5月12日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月9日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月2日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月11日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた6戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

9月8日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のアンヴィサージュをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

10月13日、中2週で迎えた9戦目は、三井健一騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦の新冠レ・コード館特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三井健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

11月27日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた12戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた13戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

3歳（2006年）

1月7日、中1週で迎えた14戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の呉竹賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた15戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

2月25日、中3週で迎えた16戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は高野和馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

4月29日、中8週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた17戦目は、3歳500万下の八重桜賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は佐藤聖也騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず14着に終わった。

6月24日、中7週で迎えた18戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

8月6日、中5週で迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。