アイゼンヴァンド（2020年生、母キョウエイボヌール）

Eisen Wand

2020.03.04

アイゼンヴァンド（2020年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「鉄壁(独)」。毛色は栗毛。種牡馬のバンブーエール（当時17歳）と交配したキョウエイボヌールが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山春牧場。主な勝ち鞍は2024年の一般C3 C4-1。

経歴

デビュー前

稲垣幸雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

4月8日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

4歳（2024年）

5月23日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、Online Marche賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハニーベリーに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月5日、中1週で迎えた4戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマノレアに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月20日、中1週で迎えた5戦目は、門別競馬場とねっこ広場賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮内勇樹騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のサンノーブルに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月10日、中2週で迎えた6戦目は、アサガオ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮内勇樹騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャノンフォールズに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月25日、中1週で迎えた7戦目は、キリンソウ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮内勇樹騎手（3戦3勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のノブに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。