トーセンヘンリー（2018年生、母トーセンベルファム）

トーセンヘンリー（2018年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のトーセンロレンス（当時9歳）と交配したトーセンベルファムが14歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社エスティファーム。主な勝ち鞍は2021年の一般C4-3。

経歴

デビュー前

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

6月7日、デビュー戦は木幡初也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は478kg。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初也騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

11月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

2020年11月18日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

3歳（2021年）

4月15日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったグラスファミーユに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

4月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の清和月賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた8戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて、最後は2着のヴォイテクに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月1日、中2週で迎えた9戦目は、一般C33 C41（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。