ビワパシフィカス(1999年生、母パシフィカス)

Biwa Pacificus

1999.05.04

ビワパシフィカス(1999年5月4日)は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名+母名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム(当時14歳)と交配したパシフィカスが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地4戦0勝。

経歴

デビュー前

13歳のとき、社台ファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、大道牧場によって273万円で落札された。

松田博資厩舎(栗東)へ入厩。

3歳(2002年)

5月25日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利中京芝1800m 晴/良)に出走。馬体重は452kg。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利中京芝1800m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手(1戦0勝)。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた3戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利阪神芝2000m 曇/良)に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入った。

8月10日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利札幌芝2000m 曇/稍重)に出走。鞍上は藤田伸二騎手(2戦0勝)。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。