ウインファイア（2010年生、母タニノダーリン）

ウインファイア（2010年6月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋火。炎のような勢いで勝利に向っていってほしい」。毛色は鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時16歳）と交配したタニノダーリンが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳B3。

経歴

デビュー前

ウインレーシングクラブにて総額1,100万円（5.5万×200口）で一口馬主が募集された。

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

2月3日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。17頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた2戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

4月21日、中6週で迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

6月11日、中4週で迎えた5戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したキョウエイアンジュに3/4馬身届かず2着に敗北した。

6月18日、連闘で迎えた6戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

6月25日、連闘で迎えた7戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るリカーズココを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

7月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月25日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、3歳B1（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。