タイセイピューマ（2021年生、母タイセイクインス）

タイセイピューマ（2021年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+ピューマ(ネコ科の動物)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時18歳）と交配したタイセイクインスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は柏木一則。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

新開幸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

9月10日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月8日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3歳（2024年）

1月14日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月4日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大野拓弥騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のニシノジークに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

6月1日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で大野拓弥騎手（5戦1勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

7月13日、中5週で迎えた7戦目は、石田拓郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、5着に終わった。

8月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石田拓郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

9月28日、中6週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（6戦1勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月26日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。