デンポウ（2010年生、母アナタモハッピー）

デンポウ（2010年2月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「伝法。仏法を伝える」。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時13歳）と交配したアナタモハッピーが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）様似堀牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方10戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、様似堀牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、村田滋によって136.5万円で落札された。

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

12月15日、デビュー戦は嶋田純次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。馬体重は398kg。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

3歳（2013年）

1月20日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田純次騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた3戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

3月31日、中5週で迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

6月25日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から33kg増やして迎えた5戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

7月2日、連闘で迎えた6戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい3着に敗れた。

7月9日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で寺地誠一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

7月28日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた8戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた9戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B4（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

9月10日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で服部大地騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では稟性の負けん性を発揮してゴールまでタレずに走り切り、4着を確保した。

9月17日、連闘で迎えた12戦目は、3歳B4（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で服部大地騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた13戦目は、3歳B1-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部大地騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた14戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。