スティールロッチ（1993年生、母テンザンロッチ）

Steel Roch

1993.05.22

スティールロッチ（1993年5月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフラツシユオブステイール（当時10歳）と交配したテンザンロッチが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本 智広。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

11月26日、デビュー戦は山田泰誠騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた2戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったリトルオードリーに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

12月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は山田泰誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

3歳（1996年）

1月14日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

8月25日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

9月7日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田泰誠騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で山田泰誠騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月26日、中3週で迎えた8戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り 曇/不良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。