カミデッポー（2008年生、母オリガミ）

カミデッポー（2008年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時9歳）と交配したオリガミが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）沖田牧場。戦績は、地方25戦2勝2着1回。2010年のヤングチャレンジカップ2で3着に入った他、2010年のウィナーズチャレンジで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、沖田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

若松平厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

4月28日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスーパーフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るステイブルホープを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月10日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのシニスターミニスター賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月21日、中5週で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（3戦1勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。最後は減速してしまい4着に終わった。

9月2日、中5週で迎えた5戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって9着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた6戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木国明騎手（5戦1勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手に欠いて3着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のサンライズカップ（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木国明騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのタニノギムレット賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木国明騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた9戦目は、2歳オープンのヤングチャレンジカップ2（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木国明騎手（8戦1勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず3着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた10戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのスタチューオブリバティ賞（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

3歳（2011年）

2月18日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエコグランプリにハナ差届かず2着に惜敗した。

3月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、5着に終わった。

4月18日、中5週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で繁田健一騎手（6戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で繁田健一騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

11月28日、約4か月半の休養明けで迎えた19戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で繁田健一騎手（8戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

12月27日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、一般C2五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で繁田健一騎手（9戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

4歳（2012年）

1月18日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた21戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で繁田健一騎手（10戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

2月13日、中3週で迎えた22戦目は、如月特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で繁田健一騎手（11戦0勝）。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で繁田健一騎手（12戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた24戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマノオレンジを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

4月16日、中2週で迎えた25戦目は、おおぐま座特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦1勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。