マツノノギク（1996年生、母シモフサマロン）

Matsuno Nogiku

1996.06.11

マツノノギク（1996年6月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハナキオー（当時13歳）と交配したシモフサマロンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は千葉県、生産者は（有）加藤農場。戦績は、地方15戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の一般C2八九。

経歴

デビュー前

函館喜弘厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1999年）

2月17日、デビュー戦は石井勝男騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

10月30日、約8か月半の休み明けで迎えた2戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

11月12日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、若干緩いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4歳（2000年）

3月19日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、鎌田滋騎手を鞍上に迎えて、5歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3六七（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鎌田滋騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

5月8日、中3週で迎えた7戦目は、一般C3六七（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鎌田滋騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3五六（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鎌田滋騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

6月3日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3六七（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鎌田滋騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鎌田滋騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3七八（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で鎌田滋騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヘイアンハンターに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鎌田滋騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリアルトウショウに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3四（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で鎌田滋騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るエービーシースターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鎌田滋騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2八九（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で鎌田滋騎手（10戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のスーパーフドウオーを3/4馬身振り切って2勝目を収める