ターフビューティー（1994年生、母ミスカルメン）

ターフビューティー（1994年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエブロス（当時8歳）と交配したミスカルメンが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）岡本牧場。戦績は、中央平地3戦1勝2着2回、地方1戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,000万円（20万×50口）で一口馬主が募集された。

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

2月22日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスイートソネットを捕まえ切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

6月25日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストステッキ特別南関東（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったカイシュウマックスからクビ差の2着に甘んじた。

7月19日、中2週で迎えた3戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のメモリールーブルをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

8月23日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったマウントダンスに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。