カラテチョップ（1994年生、母オリーブトウショウ）

カラテチョップ（1994年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラツキーソブリン（当時20歳）と交配したオリーブトウショウが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小河牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、中央障害7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

3月2日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

4月13日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

5月3日、連闘で迎えた4戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1600m 雨/良）に出走。18頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた5戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた6戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で大外18番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月15日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のケイエスコートに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

12月14日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に敗れた。

4歳（1998年）

3月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた10戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルカキャロットからクビ差の2着に惜敗した。

4月12日、中1週で迎えた11戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた12戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で林満明騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のライラチェックに5馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

7月11日、中5週で迎えた14戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は6戦連続で林満明騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月8日、中3週で迎えた15戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で林満明騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1999年）

4月4日、約8か月の休養明けで迎えた16戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。