ミヤギグランメール（2005年生、母クィリー）

ミヤギグランメール（2005年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋大洋（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のグランデラ（当時7歳）と交配したクィリーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、中央平地2戦0勝、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2十三。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ダーレー・ジャパンから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、菅原光博によって840万円で落札された。

大和田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

11月10日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

12月22日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

4歳（2009年）

7月25日、約19か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに25kg増やして迎えた3戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゴールドデザイアーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月1日、連闘で迎えた4戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のバンビーナエマに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月15日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

9月6日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。