ヴィダル（2021年生、母Wonderfully）

Vidal

2021.04.04

ヴィダル（2021年4月4日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「ぶどうの品種名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のMake Believe（当時9歳）と交配したWonderfullyが11歳のときに産んだ仔が本馬である。

経歴

デビュー前

寺島良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

11月25日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

3歳（2024年）

1月20日、中7週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

3月3日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、キーチパルフェに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月20日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村友一騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて13着に敗れた。