サバイバルマインド（2018年生、母フライトオブスワン）

サバイバルマインド（2018年2月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「生き残りの知恵」。毛色は栗毛。種牡馬のスマートファルコン（当時13歳）と交配したフライトオブスワンが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷口牧場。主な勝ち鞍は2021年の名古屋モーニングフィーバー32。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷口牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、福田光博によって432万円で落札された。

吉田直弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

10月18日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

3歳（2021年）

5月13日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の水晶山特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

7月3日、中6週で迎えた3戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

8月6日、中4週で迎えた4戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー32（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビブラマリエに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。