エーシンルンバ（2009年生、母エイシンハッピー）

エーシンルンバ（2009年2月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ダンス音楽の名称」。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時19歳）と交配したエイシンハッピーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方21戦2勝。2011年の秋風ジュニアで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

7月10日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は450kg。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。

7月17日、連闘で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの秋風ジュニア（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月28日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた6戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエーシンスイアブを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月14日、中0週で迎えた7戦目は、牝馬限定の2歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞のジュニアクラウン（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた9戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた10戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月30日、中2週で迎えた11戦目は、2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

3歳（2012年）

1月11日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で花本正三騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

2月17日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で花本正三騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

2月29日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（5戦0勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた17戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた18戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（6戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く3着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（7戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず3着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（8戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた21戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で花本正三騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた22戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で花本正三騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず4着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた23戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で花本正三騎手（11戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のラトマティーナを半馬身振り切って2勝目を手にした。

8月15日、中2週で迎えた24戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。