ビシャゴホーザン（1991年生、母サチモプリンス）

Bishago Hozan

1991.03.17

ビシャゴホーザン（1991年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンウルフ（当時12歳）と交配したサチモプリンスが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は田原牧場。戦績は、中央平地15戦1勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 15戦1勝 [1-0-2-12/15]
• 総賞金 国内: 853万円
• 生年月日: 1991年3月17日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 柴田不二男 栗東
• 馬主: 神田通博
• 生産者: 田原牧場
• 抹消情報: 中央抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: クビ

ベストレース

• レース名: 4歳未勝利
• 日付/馬齢: 1994年2月26日/3歳
• コース: 小倉ダート1000m 右
• 着順: 1着
• オッズ/人気: 11.8倍/7番人気
• 馬番/頭数: 9番/10頭
• 天候: 曇 5.7℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/極遅
• レースラップ: 平均=12.2/ラスト=12.7
• レースペース: ミドル
• 通過順位: 2-2
• 馬体重 増減: 458kg -4
• 出走間隔: 中1週
• 騎手 斤量: 内田国夫 55.0kg

血統

概要

母のサチモプリンスは地方46戦9勝2着6回。祖母のベロナチグサは地方3戦0勝。曾祖母のユキノニシキは中央平地7戦0勝。父のシンウルフは中央重賞1勝（中山芝[1200m]）。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	プリメロ＝Harina	5×5	6.25%
き	Udaipur＝Umidwar	6×6*7	3.9%
き	Pharos＝Fairway	7*7*7*7×6*6*6*7*7	9.37%
き	Bull Dog＝Sir Gallahad	7×7	1.56%
牡	Nasrullah	5*5×4	12.5%
牡	Bois Roussel	5×7	3.9%
牡	Hyperion	7*7×5	4.68%
牡	Nearco	6*6*6×5*5*6	12.5%
牡	Blue Larkspur	7×5	3.9%
牡	Blandford	6*7×6*7*7	5.46%
牡	Gainsborough	7×6	2.34%
牡	Blenheim	7*7×6*7	3.9%
牡	Black Toney	7×7	1.56%
牝	Nogara	7*7*7*7×6*6*7	7.03%
牝	Helene de Troie	7×6	2.34%
牝	Vaila	7×7	1.56%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 ラツキーソブリン 1974 （USA）		Nijinsky 1967 （CAN）	Northern Dancer	Nearctic
				Natalma
			Flaming Page	Bull Page
				Flaring Top
		Sovereign 1965 （GB）	Pardao	Pardal
				Three Weeks
父 シンウルフ 1979 （JPN）			Urshalim	Nasrullah
				Horama
		フオルテイノ 1959 （FR）	Grey Sovereign	Nasrullah
				Kong
父の母 スノーシヨツト 1973 （JPN）			Ranavalo	Relic
				Navarra
		健宝 1959 （JPN）	ヒンドスタン	Bois Roussel
				Sonibai
			トキノタカラ	プリメロ
				スターカツプ
母の父 サチモシロー 1970 （JPN）		セントクレスピン 1956 （GB）	Aureole	Hyperion
				Angelola
			Neocracy	Nearco
				Harina
		ウイツプコード 1958 （GB）	High Treason	Court Martial
				Eastern Grandeur
母 サチモプリンス 1983 （JPN）			Lapwing	Airway
				La Porallee
		ロイヤルレコード 1958 （USA）	Nasrullah	Nearco
				Mumtaz Begum
母の母 ベロナチグサ 1973 （JPN）			Belle Histoire	Blue Larkspur
				La Troienne
		ユキノニシキ 1969 （JPN）	ボウプリンス	Prince Chevalier
				Isabelle Brand
			タマノニシキ	アドミラルバード
				伯菖

血統分類

• サイアーライン: ニジンスキー系
• ファミリーナンバー: 1-m

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
1994/05/08 阪神	ダ1200m 良 晴	4歳500万下	カガミレール 1.2	8 / 13	5枠 6番	内田国夫	55kg	104.6	13人	9-9	38.4 / 36.6	458	+6
1994/04/16 阪神	ダ1200m 良 晴	4歳500万下	メイショウタイカン 1.7	8 / 15	2枠 3番	内田国夫	55kg	148.5	13人	7-7	38.7 / 36.3	452	-6
1994/04/03 阪神	ダ1200m 良 晴	4歳500万下	オースミレパード 2.2	9 / 15	1枠 1番	内田国夫	55kg	80.7	11人	15-12	37.9 / 37.0	458	-4
1994/03/13 小倉	芝1800m 稍 晴	かささぎ賞 500万下	スプリングドリーム 1.1	7 / 8	8枠 8番	内田国夫	55kg	57.2	8人	6-7-8-8	36.8 / 38.8	462	+4
1994/02/26 小倉	ダ1000m 良 曇	4歳未勝利	(シバルラスリー) -0.1	1 / 10	7枠 9番	内田国夫	55kg	11.8	7人	2-2	37.7 / 37.2	458	-4
1994/02/12 小倉	芝1800m 重 曇	たんぽぽ賞 500万下	ペガサスセイバー 1.3	5 / 8	7枠 7番	内田国夫	54kg	14.3	6人	7-7-3-4	38.0 / 38.6	462	+4
1994/01/29 小倉	芝1200m 稍 雨	4歳未勝利	ロングオーカン 2.2	10 / 15	8枠 14番	内田国夫	55kg	95.0	12人	10-9	36.7 / 35.1	458	+4
1994/01/15 阪神	ダ1200m 良 晴	4歳未勝利	カルチョバンビーノ 2.4	8 / 16	4枠 8番	内田国夫	55kg	7.7	2人	9-8	39.3 / 37.8	454	-6
1993/11/28 京都	ダ1200m 稍 晴	3歳未勝利	ラガータイトル 0.5	3 / 9	2枠 2番	内田国夫	54kg	31.6	7人	8-8	38.1 / 37.1	460	+2
1993/11/06 京都	ダ1400m 良 晴	3歳未勝利	スナークダンディ 2.0	6 / 12	7枠 10番	内田国夫	54kg	27.2	6人	9-10	39.4 / 36.1	458	-2
1993/10/24 京都	ダ1200m 良 晴	3歳未勝利	コウヒロキョウシャ 0.8	3 / 8	8枠 8番	内田国夫	53kg	43.9	7人	5-5	37.7 / 37.6	460	+6
1993/10/02 阪神	ダ1200m 稍 晴	3歳未勝利	ビッグスターオー 1.4	6 / 9	5枠 5番	内田国夫	53kg	82.4	9人	4-3	39.1 / 37.0	454	+2
1993/09/19 阪神	ダ1400m 良 晴	3歳未勝利	グレイスフルレディ 1.7	7 / 15	6枠 11番	菊沢隆仁	52kg	84.5	13人	4-6	40.4 / 36.4	452	0
1993/07/31 小倉	芝1200m 稍 曇	3歳新馬	ウィステリアライト 1.5	8 / 17	8枠 15番	内田国夫	53kg	117.2	14人	10-8	37.3 / 35.1	452	+2
1993/07/17 小倉	芝1000m 稍 雨	3歳新馬	デーヴィス 2.5	10 / 12	5枠 6番	内田国夫	53kg	97.8	12人	5-6	37.0 / 35.3	450

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

柴田不二男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

7月17日、デビュー戦は内田国夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は450kg。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

9月19日、中6週で迎えた3戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田国夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

11月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田国夫騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

11月28日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内田国夫騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3歳（1994年）

1月15日、中6週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田国夫騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で内田国夫騎手（7戦0勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下のたんぽぽ賞（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で内田国夫騎手（8戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で内田国夫騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシバルラスリーを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

3月13日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で内田国夫騎手（10戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた13戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で内田国夫騎手（11戦1勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた14戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で内田国夫騎手（12戦1勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた15戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で内田国夫騎手（13戦1勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。