シナノシャンハイ（2015年生、母アステリファスト）

シナノシャンハイ（2015年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母父名」。毛色は鹿毛。種牡馬のモエレプルトス（当時12歳）と交配したアステリファストが20歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田中春美。主な勝ち鞍は2018年のコイン怪獣カネゴン杯。

経歴

デビュー前

鈴木義久厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2018年）

7月22日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳戦のコイン怪獣カネゴン杯（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は507kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシーキーに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月23日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったグローリアスゾーンにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

9月11日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた4戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の木の実賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

11月29日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳戦のやまなみ五湖「相模湖」賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

12月19日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた7戦目は、3歳戦の引退馬協会ナイスネイチャ賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

4歳（2019年）

1月4日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい10着に敗れた。

1月30日、中3週で迎えた9戦目は、ジョイホース浜松開設6周年記念（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。