コトブキ（2015年生、母コロナガール）

経歴

デビュー前

2歳（2017年）

7月15日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月29日、中1週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

11月11日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

3歳（2018年）

3月3日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに24kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

4月14日、中5週で迎えた5戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、5着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

6月23日、中7週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤工真騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

8月5日、中5週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で伊藤工真騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤工真騎手（4戦0勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月12日、中7週で馬体重を前走から31kg増やして迎えた10戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったパブリノに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月31日、中2週で迎えた11戦目は、杉並区賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、リコーヴァーヴィルに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月13日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2四五六（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったブラックアローに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したレッドパワーにハナ差届かず2着に甘んじた。

12月26日、中2週で迎えた14戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、勝ったプーカローズにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2019年）

1月25日、中3週で迎えた15戦目は、ニューイヤー賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のロケットクイーンに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したジャストザヨコハマを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月4日、中3週で迎えた17戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のドンゲイボルグをクビ差振り切って2勝目をマークした。

12月6日、約9か月の休養明けで迎えた18戦目は、品川区水辺千本桜賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（7戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。