ブライトギフト（2018年生、母ファシネートダイア）

ブライトギフト（2018年2月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「輝かしい贈り物」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時8歳）と交配したファシネートダイアが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、保坂和孝によって3,672万円で落札された。

池上昌和厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

11月7日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は518kg。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、きっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のエンブレムコードに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2021年）

6月5日、約7か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のディオスバリエンテに1馬身の差をつけて休み明けの一戦をモノにした。

5歳（2023年）

6月25日、約25か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた3戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、祝!遼太郎20歳特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた4戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡遼太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

11月5日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、一般C3 21（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。