デルミオクオーレ（2021年生、母フロムマイハート）

デルミオクオーレ（2021年1月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「心から(伊)。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時17歳）と交配したフロムマイハートが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社ブルースターズファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方20戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

村田一誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月15日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京芝1600m 雨/重）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい9着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

3歳（2024年）

1月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

2月11日、中4週で迎えた4戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

4月5日、中7週で迎えた5戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニホンピロジェシカに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、ナムラダリルに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

5月8日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の渡部皐生☆誕生日記念杯（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったリュクスブリランテに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

5月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の通りすがりの社長杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったリュクスブリランテに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

7月3日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

7月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の（登録）者数10万人記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（7戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のニホンピロジェシカに3馬身の差をつけて2勝目をマークした。

8月29日、中3週で迎えた13戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の入道雲特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた14戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のいわし雲賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のパンジー特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（8戦2勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた16戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（9戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた17戦目は、FJC・pop後は任せた!（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のダイヤキララに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月19日、中3週で迎えた18戦目は、楚々特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（11戦3勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

11月29日、中0週で迎えた19戦目は、やすす杯夢に向かって駆け抜けろ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（12戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（13戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた21戦目は、光輝まどかWedding杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（14戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

4歳（2025年）

1月9日、中0週で迎えた22戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（15戦3勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた23戦目は、祝!還暦菊池晴利記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（16戦3勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた24戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で向山牧騎手（17戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。