ウォーサン（1998年生、母Lucayan Princess）

ウォーサン（1998年2月28日）は、アイルランドで生まれた競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のCaerleon（当時18歳）と交配したLucayan Princessが16歳のときに産んだ仔が本馬である。2004年、2005年とバーデン大賞(独・G1)を連覇した他、2003年、2004年とコロネーションカップ(英・G1)を連覇するなど、G1級競走4勝を含む重賞6勝を挙げた。

経歴

3歳（2001年）

5月12日、10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月1日、6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月5日、8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月26日、10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のFind The Kingに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月23日、16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月22日、11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったMesmericから半馬身差の2着となった。

4歳（2002年）

4月17日、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、23頭立ての2番人気に推されて22番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月5日、鞍上は2戦連続でL.デットーリ騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったFirst Ballotから1馬身差の2着に敗北した。

5月18日、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったHigh Pitchedから7馬身差の2着となった。

5月23日、S.サンダース騎手を鞍上に迎えて、11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のHarlestone Greyをアタマ差制して制した。

6月20日、G1のゴールドカップ（イギリス・アスコット芝4014m）に出走。G1級競走への出走は初となった。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月19日、鞍上はL.デットーリ騎手（2戦0勝）。4頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のTravelmateに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

8月17日、鞍上はS.サンダース騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月5日、鞍上はL.デットーリ騎手（3戦1勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったPersian Punchから短アタマ差の2着となった。

9月14日、B.ドイル騎手を鞍上に迎えて、G1のアイリッシュセントレジャー（アイルランド・カラ芝2816m）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月29日、鞍上はL.デットーリ騎手（4戦1勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったSystematicから半馬身差の2着に敗れた。

10月26日、E.アハーン騎手を鞍上に迎えて、G3のセントサイモンステークス（イギリス・ニューベリー芝2419m）に出走。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったThe Whistling Tealから3/4馬身差の2着となった。

5歳（2003年）

4月12日、9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のAsian Heightsを短アタマ差制して念願の重賞初制覇を果たした。

5月2日、G2のジョッキークラブステークス（イギリス・ニューマーケット芝2414m）に出走。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のMillenaryに1馬身半の差をつけて2つ目の重賞タイトルを手中に収めた。

5月15日、G2のヨークシャーカップ（イギリス・ヨーク芝2795m）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったMamoolから半馬身差の2着に敗北した。

6月6日、G1のコロネーションカップ（イギリス・エプソム芝2420m）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のHighestに半馬身の差をつけて初のG1タイトルを手にした。

6月22日、G1のミラノ大賞（イタリア・サンシーロ芝2400m）に出走。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったLeadershipから1馬身3/4差の2着に敗れた。

7月26日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月17日、G1のプライベートバンキングポカル（ドイツ・ケルン芝2400m）に出走。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月19日、G1のジョッキークラブ大賞（イタリア・サンシーロ芝2400m）に出走。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月14日、G1の香港ヴァーズ（香港・シャティン芝2400m）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

6歳（2004年）

3月27日、M.キネーン騎手を鞍上に迎えて、G1のドバイシーマクラシック（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバ芝2400m）に出走。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月2日、D.ホランド騎手を鞍上に迎えて、G2のジョッキークラブステークス（イギリス・ニューマーケット芝2414m）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月4日、G1のコロネーションカップ（イギリス・エプソム芝2420m）に出走。鞍上は2戦連続でD.ホランド騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のDoyenに1馬身3/4の差をつけて連覇を達成した。

7月3日、G1のコーラルエクリプスステークス（イギリス・サンダウン芝2002m）に出走。鞍上は3戦連続でD.ホランド騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったRefuse to Bendからアタマ差の2着となった。

7月24日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上は4戦連続でD.ホランド騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月5日、K.マカヴォイ騎手を鞍上に迎えて、G1のバーデン大賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝2400m）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のEgertonをクビ差制して3つ目のG1タイトルを手中に収めた。

10月3日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は2戦連続でK.マカヴォイ騎手（1戦1勝）。19頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月28日、K.ファロン騎手を鞍上に迎えて、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

12月12日、G1の香港ヴァーズ（香港・シャティン芝2400m）に出走。鞍上はS.サンダース騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7歳（2005年）

5月1日、G2のジョッキークラブステークス（イギリス・ニューマーケット芝2414m）に出走。鞍上はD.ホランド騎手（4戦1勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月3日、G1のコロネーションカップ（イギリス・エプソム芝2420m）に出走。鞍上は2戦連続でD.ホランド騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月15日、G1のプリンスオブウェールズステークス（イギリス・ヨーク芝2063m）に出走。鞍上は3戦連続でD.ホランド騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月23日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・ニューベリー芝2419m）に出走。鞍上はS.サンダース騎手（3戦1勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

9月4日、G1のバーデン大賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝2400m）に出走。鞍上はK.マカヴォイ騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のGonbardaに1馬身1/4の差をつけて4つ目のG1タイトルをつかんだ。

10月2日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は2戦連続でK.マカヴォイ騎手（3戦2勝）。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月27日、J.スペンサー騎手を鞍上に迎えて、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

12月11日、G1の香港ヴァーズ（香港・シャティン芝2400m）に出走。鞍上は2戦連続でJ.スペンサー騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。12着に敗れた。