フタバサラエボ（1988年生、母サラエボノホシ）

1988.04.16

フタバサラエボ（1988年4月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時11歳）と交配したサラエボノホシが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高橋 清一。戦績は、地方16戦9勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の白百合特別。

経歴

デビュー前

渡辺徹夫厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1990年）

6月18日、デビュー戦は長橋秀樹騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（上山ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は384kg。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレトビカツに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月17日、中3週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（上山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーエンライに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の花笠賞（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーエンライに約18馬身の大差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

8月20日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（3戦3勝）。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレカツオールに約26馬身の大差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

9月4日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のサファイアカップ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーエンライに約18馬身の大差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

10月2日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のコスモス特別（上山ダート1500m 晴/稍重）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のトウコウリュウジンに5馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

10月28日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦の東北アラブ3歳チャンピオン（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で長橋秀樹騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月5日、中4週で迎えた8戦目は、山崎尋美騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の全日本アラブ争覇（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンマロットからハナ差の2着となった。

3歳（1991年）

4月23日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、卯月特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般A2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月22日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、3歳戦の全日本アラブ優駿（園田ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月28日、中9週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた12戦目は、アラ系一般A2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（7戦6勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系一般A2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（8戦6勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノマリヤに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月3日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の白百合特別（上山ダート1700m 曇/良）に牝馬ながら58kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（9戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルワンダーに1馬身半の差をつけて8勝目を挙げた。

9月29日、中3週で迎えた15戦目は、長月特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（10戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフタバランドをハナ差制して勝利を手中に収めた。

10月15日、中1週で迎えた16戦目は、神無月特別（上山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（11戦9勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。