サンマルデジタル（2007年生、母ポジー）

サンマルデジタル（2007年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時10歳）と交配したポジーが18歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は田端牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方12戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

10月4日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

3歳（2010年）

2月17日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップマンゴー賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

6月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゆうじ☆けいこ結婚記念（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったケアラケクアに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったラインカイザーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るドバイストームを豪脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月10日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったコスモダーエにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

10月7日、中7週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた12戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた13戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4歳（2011年）

1月1日、中6週で迎えた14戦目は、あけおめ!月影ゆり賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた15戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で持原大志騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったナスダックヘイローに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

2月22日、中3週で迎えた16戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で持原大志騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。