イズリントン（1999年生、母Hellenic）

イズリントン（1999年2月12日）は、アイルランドで生まれた競走馬、繁殖牝馬。2003年にエクリプス賞最優秀芝牝馬を受賞した。毛色は鹿毛。種牡馬のSadler's Wells（当時18歳）と交配したHellenicが13歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外14戦6勝。2003年のヨークシャーオークス(英・牝G1)に勝利した他、2002年のヨークシャーオークス(英・牝G1)を制するなどの活躍をした。

経歴

2歳（2001年）

8月17日、K.ファロン騎手を鞍上に据えて、10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月6日、牝馬限定2歳戦のオーソーシャープステークス（イギリス・ニューマーケット芝1408m）に出走。鞍上は2戦連続でK.ファロン騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2002年）

4月19日、鞍上は3戦連続でK.ファロン騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のFragrant Viewに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月14日、牝馬限定3歳G3のミュージドラステークス（イギリス・ヨーク芝2089m）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続でK.ファロン騎手（3戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のSpinnetteに1馬身の差をつけて重賞初挑戦初制覇を果たした。

6月7日、牝馬限定3歳G1のオークス（イギリス・エプソム芝2420m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続でK.ファロン騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月3日、牝馬限定G1のナッソーステークス（イギリス・グッドウッド芝1991m）に出走。鞍上は6戦連続でK.ファロン騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のSulkに4馬身の差をつけてG1ホースの称号をつかんだ。

8月21日、牝馬限定G1のヨークシャーオークス（イギリス・ヨーク芝2391m）に出走。鞍上は7戦連続でK.ファロン騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のGuadalupeに5馬身の差をつけて2つ目のG1タイトルをつかんだ。

10月6日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は8戦連続でK.ファロン騎手（7戦4勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月26日、鞍上は9戦連続でK.ファロン騎手（8戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2003年）

6月18日、G1のプリンスオブウェールズステークス（イギリス・アスコット芝2004m）に出走。鞍上は10戦連続でK.ファロン騎手（9戦4勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月5日、G1のコーラルエクリプスステークス（イギリス・サンダウン芝2002m）に出走。鞍上は11戦連続でK.ファロン騎手（10戦4勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月20日、牝馬限定G1のヨークシャーオークス（イギリス・ヨーク芝2394m）に出走。鞍上は12戦連続でK.ファロン騎手（11戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のOcean Silkに1馬身の差をつけて3つ目のG1タイトルを掴み取った。

9月6日、G1のチャンピオンステークス（アイルランド・レパーズタウン芝2012m）に出走。鞍上は13戦連続でK.ファロン騎手（12戦5勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、鞍上は14戦連続でK.ファロン騎手（13戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のL'Ancresseをクビ差制して4つ目のG1タイトルを獲得した。

11月30日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続でK.ファロン騎手（14戦6勝）。18頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。