オンネア（2021年生、母ハンドスター）

オンネア（2021年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「幸運(フィンランド語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時12歳）と交配したハンドスターが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は船越牧場。主な勝ち鞍は2024年の地方競馬のミスターオリンピア梅ちゃん記念(B6)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、船越牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、田頭勇貴によって583万円で落札された。

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

9月9日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

3歳（2024年）

1月21日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

5月4日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

7月9日、中8週で迎えた4戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金沢競馬 Bプレミアム B特選（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の地方競馬のミスターオリンピア梅ちゃん記念（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて、最後は2着のビューティーハニーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のスマホで競馬雑誌読み放題楽天マガジン賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアオイラリュヌに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のぐず焼きまつり特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、勝ったアヌークに詰め切れず、約13馬身差の2着となった。

9月3日、中1週で迎えた8戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の特編（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた9戦目は、茨城県馬牧場防疫協議会来場記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で魚住謙心騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で魚住謙心騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた11戦目は、湯涌ぼんぼり祭り特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサンダップルドに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月5日、中2週で迎えた12戦目は、能登半島地震復興応援杯（78）（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（5戦1勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、オーサムピクチャに交わされて1馬身半差の2着に敗れた。