タツサイゴン（2008年生、母トワノハーデー）

タツサイゴン（2008年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ベトナムの旧都市名」。毛色は鹿毛。種牡馬のマイネルセレクト（当時9歳）と交配したトワノハーデーが20歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）平井牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

12月12日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

3歳（2011年）

1月5日、中2週で迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

4月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

5月15日、中5週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では稟性の負けん気を発揮してゴールまでタレずに走り切り、5着に入り込んだ。

6月11日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた6戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

7月23日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、レッドオブガバナーにハナ差交わされて2着に惜敗した。

8月14日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村田一誠騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい15着に敗れた。

4歳（2012年）

9月3日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた10戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。