エバービクトリアス（2017年生、母シーズアン）

エバービクトリアス（2017年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「常勝」。毛色は鹿毛。種牡馬のダノンシャンティ（当時10歳）と交配したシーズアンが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地2戦1勝。主な勝ち鞍は2019年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、大塚亮一によって3,348万円で落札された。

友道康夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

9月21日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は482kg。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のキングサーガをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

11月3日、中5週で迎えた2戦目は、2歳1勝クラスのきんもくせい特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。