トーセンイライザ（2021年生、母ペンネドゥピー）

トーセンイライザ（2021年2月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のマクマホン（当時7歳）と交配したペンネドゥピーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社エスティファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦1勝。主な勝ち鞍は2023年の2歳C2二。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

6月3日、デビュー戦は佐藤翔馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/不良）に出走。馬体重は452kg。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた2戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

9月24日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤翔馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

11月7日、中5週で迎えた4戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、2歳C2二（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では今一つ伸び切れず3着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた5戦目は、2歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るポルガラを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

12月26日、中4週で迎えた6戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

3歳（2024年）

6月20日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた7戦目は、千野稜真騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

9月20日、約3か月の休み明けで迎えた8戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。