ウルトラシー（2006年生、母アメリカズヒロイン）

Ultra C

2006.02.22

ウルトラシー（2006年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「最も難度の高い独創的な演技の称」。毛色は鹿毛。種牡馬のサニーブライアン（当時12歳）と交配したアメリカズヒロインが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）笠松牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方3戦1勝2着1回。2008年のサンライズカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中正二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

6月18日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。馬体重は520kg。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグハーバーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のブリーダーズゴールドジュニアカップ（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞のサンライズカップ（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったチョットゴメンナからハナ差の2着に甘んじた。

3歳（2009年）

5月23日、約8か月の休養明けで迎えた4戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

7月12日、中6週で迎えた5戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では末脚が冴えず16着に終わった。