フジノスイショウ（1991年生、母ハギノトップレディ）

フジノスイショウ（1991年4月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時17歳）と交配したハギノトップレディが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏牧場。戦績は、中央平地3戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

3月13日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したタングルウッドを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月2日、約7か月の休養明けで迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のメイショウカラカラに3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

10月22日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は河内洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。