シリアス（2009年生、母ヴィーナスキャット）

シリアス（2009年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシーキングザダイヤ（当時8歳）と交配したヴィーナスキャットが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ファーミングヤナキタ。戦績は、地方24戦2勝。主な勝ち鞍は2012年の沙流ユーカラ街道賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ファーミングヤナキタから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

佐久間雅貴厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2011年）

6月7日、デビュー戦は小国博行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

8月11日、中8週で迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

8月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

9月7日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオーゴンアリーナに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月11日、中1週で迎えた7戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

3歳（2012年）

4月26日、約5か月半の休み明けで迎えた10戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の沙流ユーカラ街道賞（門別ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るアメジストパワーをハナ差だけ差し切って久方ぶりの一戦を制した。

5月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた12戦目は、一般C4-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4-1（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4-1（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた16戦目は、美しき唄のまちびばい賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（5戦1勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた17戦目は、楽古岳賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた18戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、一般C4-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4-1（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（7戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた20戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C4-1（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（8戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C4-1（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C4-1（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（9戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた24戦目は、下村瑠衣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-1（門別ダート1200m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。