トキノオペラオー（2001年生、母ロングエクシード）

トキノオペラオー（2001年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時13歳）と交配したロングエクシードが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は協栄組合。戦績は、地方11戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の流鏑馬特別(一般C3一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、協栄組合から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、田中久續によって735万円で落札された。

長谷川蓮太郎厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2003年）

12月19日、デビュー戦は山田信大騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。馬体重は484kg。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

3歳（2004年）

5月18日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ミラクルメーカーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月19日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハルニレビコーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2005年）

7月28日、約9か月半の休養明けで迎えた4戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3八九（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダーランに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月8日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドリームアローに6馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月11日、中1週で迎えた8戦目は、流鏑馬特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のヴァイタルトランプに2馬身の差をつけて4勝目をマークした。

11月8日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のトゥインクルマンに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5歳（2006年）

6月14日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた10戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（8戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

11月1日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から9kg戻して迎えた11戦目は、六郷特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に敗れた。