アリソイダテン（1996年生、母サカエフアイン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、服部昌夫から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、石川県馬主協会によって598.5万円で落札された。

蝦名弘厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1998年）

7月26日、デビュー戦は端勝成騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は473kg。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミズホシルバーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1999年）

4月6日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るカガヤキを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って制した。

5月2日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたタイセイホマレ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

6月1日、中1週で迎えた6戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はジェイサンボーイと並んで2着同着となった。

6月13日、中1週で迎えた7戦目は、サルビア賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山中利夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジュンコームテキに5馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

7月13日、中3週で迎えた8戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山中利夫騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた9戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山中利夫騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。