フリートミストラル（2001年生、母スズカライム）

Fleet Mistral

2001.03.30

フリートミストラル（2001年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のタイトスポット（当時14歳）と交配したスズカライムが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）高山牧場。戦績は、地方14戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

佐々木仁厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2003年）

7月18日、デビュー戦は佐藤博紀騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は431kg。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

8月18日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

3歳（2004年）

2月2日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた6戦目は、前住和寿騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3月29日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で前住和寿騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

4月29日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は一ノ瀬亨騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴァイタルトランプに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月14日、中1週で迎えた9戦目は、甲斐年光騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

11月26日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた10戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

12月22日、中3週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

4歳（2005年）

1月25日、中4週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた12戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた13戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は前住和寿騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

2月28日、中2週で迎えた14戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は一ノ瀬亨騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。