フィールグリュック（2009年生、母サマーナイトシティ）

フィールグリュック（2009年4月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「お幸せに（独）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のストラヴィンスキー（当時13歳）と交配したサマーナイトシティが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝。

経歴

デビュー前

4歳のとき、社台コーポレーションから「冬季ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、中田英樹によって262.5万円で落札された。

シルクホースクラブにて総額800万円（1.6万×500口）で一口馬主が募集された。

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

5月6日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は512kg。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

6月10日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、3着を確保した。

7月29日、中6週で迎えた3戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

9月9日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島良太騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい14着に敗れた。