ベネチアメンフィス（2009年生、母グリーンヒルハヤテ）

Venezia Memphis

2009.03.09

ベネチアメンフィス（2009年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタップダンスシチー（当時12歳）と交配したグリーンヒルハヤテが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は渋谷 健作。戦績は、地方17戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2011年の2歳。

経歴

デビュー前

2歳のとき、渋谷健作から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

佐久間雅貴厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2011年）

7月19日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は426kg。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

10月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた3戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のミラクルソニックに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月1日、中1週で迎えた4戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

11月9日、連闘で迎えた5戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた6戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のマイルチャレンジ（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアグリノキセキから3馬身差の2着となった。

12月11日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のクリスマス賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2012年）

1月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた11戦目は、3歳戦のきさらぎ賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺博文騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のキャニオンサクセスに3馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

2月20日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のフェブラリーマイル（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺博文騎手（6戦1勝）。9頭立ての圧倒的2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のチェリーペガサスに3馬身の差をつけて制した。

3月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の福山弥生賞（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺博文騎手（7戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月25日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺博文騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウィッシュウインから3馬身差の2着となった。

4月14日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦の陽春スプリント（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で渡辺博文騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた16戦目は、3歳（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で渡辺博文騎手（10戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったジツリキワンダーから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月27日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の仙水峡特選（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったシゲルクルミに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。